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2018-11-03

「スパリゾート雄琴 あがりゃんせ」に行ってきた!京都から近い日帰り温泉の感想&体験レポ

10月のほとんどを費やした某取材案件が先週ようやく校了しました。9月、10月と根性を見せた(自分比)んで、ここらでちょっくらボーッと過ごしてもバチは当たらないだろうと思い当たり、近場の日帰りスパで疲れを癒やすことに。

「京都or奈良近郊で~、露天風呂とかあって~、眺めがよくてぇ~、漫画めっちゃ読めてぇ~、岩盤浴とかあるとなおよくてぇ~」とワガママにワガママを重ねて調べ上げて見つけましたよなかなかいいところを。

当記事は、滋賀県大津市の日帰りスパ施設「スパリゾート雄琴あがりゃんせ」に行ってきた感想&体験レポです。

京都駅から好アクセス!JR湖西線「おごと温泉」が最寄り

「あがりゃんせ」があるのは滋賀県大津市、琵琶湖のほとり。最寄り駅はJR湖西線の「おごと温泉」。京都駅から約20分。

駅を降りるといきなりこういう足湯があります。雄琴温泉は天台宗の開祖である最澄によって1200年前に開湯されたという由緒ある温泉。ですが、70年代にソープ街ができたことからガイドブックに紹介されない時期もあったとか。今は温泉旅館の努力でソープ街のイメージはかなり払拭されたようですね。

駅前のバスターミナルの一番奥にシャトルバスの発着場があります。1時間に1~2本なので、事前に公式サイトで時刻表を確認すべし。

シャトルバスを降りたら神がいた件

「スパリゾート雄琴 あがりゃんせ」は、こってりなラーメンで有名な天下一品が運営するスパ施設です。

シャトルバスに揺られること5分くらいであがりゃんせに着きました。ちなみにこれは夕方の写真。実際に着いたのは午前の11時台です。なぜ最初に撮らなかったかというと、シャトルバスを降りた瞬間に上品なマダムに呼び止められ、「今日が期限で余ってるから」と半額券をいただいたからです。マダムの姿を借りた温泉の神やったんちゃうかと思っています。

お土産やレストランがゴチャっと並んでるエントランス。画面右手にフロントがあり、こちらでまず入館料を支払い、更衣室のロッカーの鍵と館内での支払い機能が一体となったキーを受け取ります。「岩盤浴はどうですか?」と聞かれたのでもちろんやりますよと。なんせ半額では入れましたので。入館料は通常料金で平日1700円。岩盤浴はプラス400円で利用可能です。

館内着はパジャマと浴衣から選ぶことができ、バスタオルとフェイスタオルが一緒に入ったメッシュバッグをもらいました。岩盤浴はまた別のウェア。2つの袋をもって中へ。

内湯も露天風呂も種類豊富

ど平日の昼間にもかかわらず、館内は適度ににぎわってます。お年寄りが多めですが、ファミリーや若い人もちらほら。愛されてますね。脱衣所のロッカーまわりにでかでかと「撮影禁止」とあったのでお風呂や岩盤浴の写真は自粛。ちなみに、口コミにもあるとおりロッカーはけっこうちっちゃい。高さはないけど横幅があるタイプと、ハーフコートが吊るせるくらいの高さはあるけど幅がめちゃめちゃ狭いタイプの2種類。私は幅がめちゃめちゃ狭いタイプでしたが無理矢理全ての荷物を押し込みました。なるべく荷物ちっちゃくして行ったほうがいいかもしれない。

公式サイトによると、こちらは2つの自家泉源を使用。「美肌の湯」と「大湖の復活」と名付けられてました。内湯は半身浴や回遊風呂、パワー風呂などなど。じわじわと体を温めていきます。広いお風呂、気持ちいいですね。

適度に体があたたまったところで、露天風呂へ。ちなみにここからは琵琶湖は見えません。残念ですが、それはそれで落ち着いて入れていい。露天風呂も岩風呂やつぼ湯、ねころび湯などなど。種類が多いです。個人的には炭酸泉が好きでした。畳ベッドで休憩もできて、ずっといられそう。しかしつぼ湯に入ってるとどこからか焼肉の匂いが漂ってきてお腹がすきます。

内湯にはもちろんサウナも。時間帯によってはロウリュもやってるそうです。ヨッピーさんの記事を読んで以来、いつかやろうと思ってたサウナ→水風呂の交互浴もやってみました。いかんせん日頃から体を芯まで冷やしてるデスクワーカーだからか、サウナでガッツリ汗かいたのに水風呂は何度入っても「ちめたいっ」てなりました。無念。

いろんなお風呂に入り比べること約1時間。ぽっかぽかになりました。某有馬温泉のような「入った瞬間できかけの口内炎が治った(実話)」といった凄まじさはないものの、お肌にもちょっとツヤがでた気がします。頑張って水風呂に入った効果もあるのか、体中の力が抜けてふわふわです。

ランチと休憩。琵琶湖一望の絶景に癒やされた

温泉にたっぷり浸かった余韻でふわふわしながら腹ごしらえ。館内のレストランは和食、焼肉、イタリアン、フレンチの4つ。2階のフレンチに行きました。

ふわふわだけに、オムライス。サラダがついて890円。

お客さんがいたのでレストランの写真は撮らなかったんですが、吹き抜け手前の席からはこんな景色が。手前のシャンデリアがやたら豪華です。館内には(なぜここに置いてあるのかわからない・いやちょっとわかる気がする)やたら豪華な調度が散見されるので探検してみるといいでしょう。

リクライニングシートが完備。テレビついてます。ヘッドホンじゃないから、隣の人がつけてると音が丸聞こえ。まあでも、今日は空いているからよし。

漫画コーナー。こちらはイタリアンレストラン付近の写真。フレンチレストラン付近のリクライニングシート後方にもたくさんありました。雑誌やエッセイなんかもおいてあります。『ジョジョの奇妙な冒険』『リアル(スラムダンクの井上雄彦先生が車椅子バスケットをテーマに描いてるやつ。続き待ってる)』『ちはやふる』『進撃の巨人』あたりを目視。ジャンルの偏りなく豊富に置いてあるようにお見受けします。もっと古いやつばっかりだと思ってたけど人気の作品は押さえているかんじですね。しかし『進撃の巨人』を5巻ほど読み終わったところで眠気が限界だ。昼寝してから読み始めたらよかった。

こちらがリクライニングシートから見える琵琶湖でございます。釣り船が行き来し、白鷺も飛来。上空にはトンビがフワフワと。まわりからは安らかないびきが聞こえてまいります。座ったままおつまみやおやつも注文できるらしい。天国だな。

岩盤浴でたっぷり汗かいて再び温泉

さて、うたた寝からさめたところで岩盤浴へ。一旦更衣室で専用ウェアに着替えます。ちょっとめんどくさいですが、まあ仕方ない。岩盤浴用の大きなバスタオルももらえるので持っていきましょう。(岩盤浴場に置いといてくれたらいいのにと思わなくもない。)

岩盤浴があるフロアは奥へすすむとやけに高級そうな品々が並ぶギャラリースペースが。そこに手作り品の販売なども加わってなかなかにカオス。

小さなお子さんと一緒に入れるファミリースパやキッズスペースもありました。ここに絵本とか置けばもっといいのかもしれない。

岩盤浴の写真が一切撮れてないんですが…星空のような光を見つめながら入るラジウムスタースカイスパ、ストーンスパ、クリスタルソルトスパ、ロウリュフィットネススパ、レイクビュースパの5種類あります。ラジウムスタースカイスパで再び寝落ちしそうに。フィットネススパでストレッチの講習がはじまるというので参加してみたらけっこうハードで、1時間のプログラムのうち30分でリタイア。レイクビュースパでまた琵琶湖を眺めながら汗をかきました。フィットネス施設もあったけど、汗だくで使うのは心苦しい気がして自粛。

汗びっしゃびしゃになったんで再びお風呂。軽く流す程度に使用と思ってたのにやっぱりダラダラいろんなお風呂を巡って、サウナ→水風呂にも再挑戦。「ちめたいっ」って言いながらもやっと水風呂に肩までつかれた!

こんなかんじで、6時間くらい滞在してました。頑固な肩こりがずいぶん軽くなったのがとてもうれしいです。

あがりゃんせにある物、ない物

持ち物の参考に、アメニティのある物・ない物一覧を。

【ある物】

  • バスタオル、フェイスタオル……前述のとおり、フロントで渡してもらえます
  • シャンプー、リンス、ボディソープ……内湯に備え付けられています
  • シャワーキャップ……内湯の荷物棚付近に置いてありました
  • 歯ブラシ………内湯の荷物棚付近に置いてありました
  • あかすりタオル……内湯の荷物棚付近に置いてありました。露天風呂にあかすり施設があります
  • 化粧水、乳液……脱衣所の洗面台に備え付けられています
  • 綿棒……脱衣所の洗面台に備え付けられています
  • ドライヤー……ナノケアのやつが脱衣所の洗面台に備え付けられています

シャンプーや化粧水なんかは、いつも使ってるもののほうがいいという方が多いかもしれないですね。私はシャンプーや石鹸はなんでもいい派ですが、化粧水や乳液は持っていきました。

【ない物】

  • 脱衣所内にペットボトルの飲料が買える場所がなかったので、持参するかフロントで買うといいと思います。ちなみに、内湯に持ち込んでいいのはお水のみ。脱衣所内にウォーターサーバーがありますが、あまり量がでません。懐かしのコーヒー牛乳やパックの飲料は脱衣所入り口付近と露天風呂に自販機がありました。
  • クレンジング、洗顔料
  • ヘアブラシ……こんなにいろいろあるのに見当たらなかった
  • ヘアアイロン……あるほうが珍しいかしら

 

【番外編】次回は「おごと温泉観光公園」にも行ってみようと思う

ちょっとフワフワしすぎてたのか、帰りのシャトルバスの時間を間違えたんですよ。せっかく体が温まっていることだし、駅まで20分ほど歩いてみました。その道すがら見つけたのがこちら。

おごと温泉観光公園です。無料で足湯にはいれて、カフェや特産品の販売もあります。屋外の足湯、真冬はたぶん寒すぎて死亡すると思うけど、紅葉シーズンくらいまでならギリいけるかな。

言い忘れましたが、滋賀県は寒いです。京都市内と体感で2度ほど違う。冬は雪もわりと降ると聞きます。おごと温泉駅は京都方面のホームに待合室がないんですよね。琵琶湖方面から吹く風がめっちゃ冷たいから時刻の確認は必須!

スパリゾート雄琴 あがりゃんせ

滋賀県大津市苗鹿(のうか)3丁目9-5

営業時間/10:00~翌1:00(最終受付24:00)

休み/年中無休(メンテナンス休業あり)

URL/https://www.agaryanse.co.jp

 

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