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2018-01-15

「ぎおん石」2階の喫茶室へ!京都・祇園の不思議空間は八坂神社から近くて便利

京都をウロウロ歩いていると、ポカッとどうしていいかわからない時間というのが急にできます。取材と取材の間の時間が3時間くらいあったり。行きたいと目星を付けていた店が閉まってたり。行きたいと目星を付けていた店に入る勇気がわかなかったり(看板がないとか、中が見えないとか、オープンしてるかひと目では判断がつかんとか、明らかに仲間内で盛り上がっているとか、理由はさまざまです)。このスキマ時間をいかに楽しく過ごすか?観光客の皆さんの邪魔をせずに時間を潰すには?なおかつ、京都で過ごしている感がある場所は?いつも頭をひねっております。

日頃からそういう課題があるので、観光客の行列のない「穴場」という言葉には敏感にならざるを得ません。昨年、「ナノボロフェスタ」という音楽イベントで異彩を放っていたコーヒー対談を聞きに行ったところ、「祇園に穴場があるよ!」というお話しがあってずっと気になってたお店があったのでした。

「ぎおん石」1階は天然石のお店。奥のエレベーターでレトロな2階の喫茶室へ。

前置きが長くなりましたが、本日ご紹介するのは「ぎおん石」というお店の2階にある喫茶室です。1階では天然石などを販売しておられます。店頭にある高級感あふれる天然石に恐れをなし、あぶんこにはご縁のない店と思い込んで素通りしてしまってました。なんたる不覚でしょうか!

 

お店の入口にこんなに親切な看板があったというのに。1階の天然石のお店の奥にあるエレベーターで2階に向かいます。

あちこちで「誰もいない穴場だよ!」と聞かされていたので、てっきり誰もいないかと思いきや、私がお店に入った時は4分の3くらいの人の入り具合で、なかなか賑わっていました。たしか日曜15時くらいだったかと思います。なんといっても、店内のしつらえが素敵です。不思議なカーブを描いている木の壁や天井、ゴツゴツした立派な石の柱、銅板のような風合いの(銅板かもしれない)、これまた縁のカーブがいいかんじのテーブル。スウェードのソファもお尻がいい塩梅にすっぽりおさまって、かつ沈みすぎず大変心地よいです。

この壁からニュッて出てる球体の照明もかわいい。レトロな近未来感というか。どことなく、ミッドセンチュリーな香りもいたします。会社概要に1981年設立と記載があったので、この建物もその頃のものでしょうか。80年代はミッドセンチュリーじゃないけども。

チーズケーキとコーヒーのセットを注文しました。あまり期待していなかったのですが(失礼)、これが意外に美味しい。チーズケーキの中にラムレーズンが入っていて、大人な味。たぶん桃とラズベリーだと思うのですが下に敷いたソースもきちんとフルーツの味がして、チーズケーキに合います。

コーヒーはすっかり飲み終わってから写真撮るの忘れてたことに気づきました(苦笑)。自分にガッカリしながらカップを眺めてたら、なかなか雰囲気のあるロゴを発見。

お皿にもロゴがあった!メニューはほかにも、宇治抹茶を使ったチーズケーキやコーヒーゼリー、パフェやクリームあんみつもありました。ホームページのも詳しく載っていたので下記ご参照を。

思っていたほどはガラガラでなかったのですが、どこへ行っても混んでいる祇園のど真ん中で、ゆっくりコーヒーを飲める貴重な場所でした。お店のホームページを見ていると、3階にあるおそば屋さんも味のある空間のよう。今度はランチ時にふらっと寄ってみたいと思います。ごちそうさまでした!

 

ぎおん石 京都祇園店

住所:京都市東山区祇園町南側555

電話:075-561-2458

営業時間:喫茶11:00~20:00

ホームページ:http://www.gionishi.com/

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