十日ゑびす期間だけ!鍵甚良房のえびす焼をやっと買えた
2019年もすでに10日たちましたね。明けましておめでとうございます。重い腰を持ちあげてぼちぼち仕事をしております。もっとたくさんあってもいいんだけどな、と思う年初めです。京都や奈良を縦横無尽に駆け巡るフットワークの軽いライターをお探しの方はぜひともご一報ください。
それはさておき、今年も京都ゑびす神社の「十日ゑびす」で福笹をいただいてきました。
いつも残り福の11日に行くのですが、今年は10日夕方に。やはり大変なにぎわいですね。
本殿へのお参りを待つ行列もこのとおり。
戎顔、福鯛、絵馬をつけてもらって今年はこんなかんじ。来年はもっと賑やかな笹になるように精進したいものです。縁起物の数だけお金がかかりますので、昨年の自分の出来を感じられる瞬間でもあります。参拝の様子は去年詳しく書きましたのでご参考に。
えべっさんの期間は屋台がでて通れないですが、「財布塚」にも年末お参りしたばかりです。そちらもご興味があればぜひ。
さて、混雑する10日、万難を排して参拝した後にはお目当てがあります。本題はここからです。
えべっさん期間だけの「えびす焼」
十日ゑびすが行われる1月8日~12日だけ食べられるという「えびす焼」。大正時代創業の和菓子店「鍵甚良房」による、可愛らしいえびす顔のお菓子です。今年で京都のえべっさんは3回目ですが、前回・前々回は買いそびれており、一度は食べてみたいと思っておりました。
お店の前に設けられた屋台の前には人だかり。物珍しそうに列の間から覗き込む人もいます。私も行きがけに在庫具合を確認してました(笑)。
ビニールの幕ごしに作業風景が見えました。鉄板の上に生地をしき、あんこを手際よくのせて焼いておられます。いいかんじに焼けたら形を整えて、最後にえびす顔の焼印を。それにしても、生地の真ん中のあんこ玉がすでに美味しそうだ…。1個150円。お店の方によると、宵えびす、本えびすの時は22時半くらいまで、残り福の日は生地やあんこの状況によっては午前中に売り切れることもあるそうです。だから今まで買いそびれてたのか私…。
持ち帰り用に6個、その場で食べるように1個。別の屋台で甘酒も買ってホッとひと息です。この福福しいこのお顔、会いたかったよ!焼き立ては表面がカリッとした甘い生地と粒あんが最高だ!寒空の下並んだ甲斐があったというものですよ。
おうちに持って帰って開けたらこんなかんじ。仲良く並んでるえべっさん超かわいい。
焼き立てと比べると耳?が落ち着いたかんじですね。
横顔。あんこ玉がちらっと見えています。
後姿も愛嬌があって素敵です。家で食べると生地がしっとり落ち着いて、香ばしさが増しました。どちらも美味しい。温かい部屋で熱いお茶がいただけて、美味しいものが食べられる程度に今年も稼いでまいりたいと思った次第でした。
鍵甚良房(かぎじんよしふさ)
京都市東山区 大和大路通四条下る四丁目 小松町140
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