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2018-05-03

【京都の新緑】八瀬「瑠璃光院」の特別拝観に行ってきた!視界一面の新緑が目にやさしい♪

気がつけばGWも真ん中ですね…。皆さんいかがお過ごしでしょうか。更新が滞っている間もちょいちょいと見に来てくださる方がいて嬉しい限りです。ありがとうございます。

さて、10日ほど前の話しなのですが、瑠璃光院で春の特別公開が始まっているというポスターを目にして行ってまいりました。

出町柳駅から叡山電鉄に乗って八瀬比叡山口駅へ。下鴨神社などの最寄り駅である出町柳からわずか15分ほどでこのような山の中にたどり着くのです。噂の比叡には乗れず。

川でバーベキューしてる学生らしき集団もいました。この日は4月でもけっこう暑い日だった。

秋よりは落ち着いているかも。瑠璃光院春の特別公開

駅から5分ほどで瑠璃光院に到着しました。こちらは、毎年春と秋のみの限定公開。紅葉時期はかなり混雑すると聞いていましたが、この日は快晴かつ土曜日の昼下がりにもかかわらず落ち着いていました。まだ公開スタートから間がなかったからでしょうか。拝観料は2000円。まあまあ、ええ値段ですね。近くにある美術館の入館とのセットです。

山門から緑がはみ出しているのを皮切りに、どこを見ても緑。溜まりに溜まった目の疲れがほぐれる心地がいたします。日頃PCやスマホ、校正紙などあらゆる方法で目を痛めつけているライターにとっては最高の景色です。今「さいこう」って打ったら「再校」って出てくる程度には仕事をしております。まあそれはいいとして。

数寄屋造りの書院の入口にはこのような立て札が。長きに渡って人々を癒やしてきた地なのですね。

順路に従い、2階から。鬱蒼と茂る緑!そして山!同行の友人と「なんかこの時期、山見たら”ふくらんでる!”って思うよな~」「せやんな!」などと言い合いました。桜が散るころ、山がムクムク膨らんでくる感覚が嫌いではありません。

2階へ上がったところに机がズラッと並んでおり、写経ができるようになっています。拝観料を納める際、パンフレットと共にお写経のセットをいただくのです。

せっかくなので写経させていただきました。こちらのいいところはボールペンで書くところ!お手本があって、なぞれば書けるところ!ちゃんとお経の意味も書いてあって、ふむふむと読みながら書けます。ボールペンも上等そうなロゴ入りのがもらえます。さすが2000円!(感想が俗っぽくて申し訳ありません・笑)

「もっと書きたいぞ」という猛者は中級・上級向けも用意されています。

写経を終えて、奥へ進むと見えるのがこれです。インスタでもお馴染みですね。生で見られて感激です。緑が海のように迫ってきます。うっつくすぃ~!

角度を変えても緑。

無粋な種明かしで恐縮ですが、幻想的な映像が生まれる現場です。案内の方が「もう少し寄ってもらって、机にカメラを置いてもらってもいいかんじに撮れますよー」とお声がけしておられました。親切。

1階へ降ります。条件が整うと瑠璃色に輝くという石が置かれた「瑠璃の庭」です。500円でお抹茶をいただくこともできます。この写真ではわかるはずもないんですが、苔と石の間にカエルがいた!

こちらは「臥龍(がりょう)の庭」。裸足で庭に降りて写真撮って叱られてた外国の方がいらっしゃいましたが、まあ気持ちはわかる。涼しげな水の流れと緑に癒やされます。

最後に本堂?でお参りをすませたら、住職さんらしい方から「御朱印書きましょうか?」と声をかけられ、拝受いたしました。御朱印帳がなくても、ちょうどいいサイズの用紙でいただけます。そもそも、御朱印というのは写経を納めた証明のようなものなのですよと説明していただき、そうか、そういえばそんなことを聞いたことがあるなと思った次第。他の寺社では拝観料の他に別途お金が必要だったりしますが、ここでは拝観料に含まれているようです。「写経と御朱印+境内拝観、さらに美術館の入館で2000円だったら、あれ、普通ちゃう?むしろ良心的?」と思ったのでした。

ちょっと激しめの雨もやんで、今頃この写真よりもずっと緑が深くなっていることでしょう。2018年の春の拝観は6月15日までだそうです。

瑠璃光院

京都市左京区上高野東山55番地

075-781-4001

春の特別拝観/2018年4月15日(日)~6月15日(金)

拝観料/一般2,000円

 

 

 

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