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2018-12-31

和菓子の老舗・亀屋良長の「スライスようかん」が斬新かつ美味しい

京都駅にあるジェイアール京都伊勢丹にて、いつもお世話になっている方へのギフトを探していたら思わぬものを見つけて思わず自分用に購入。

江戸時代創業の和菓子の老舗「亀屋良長」が放つ羊羹の新星。その名も「スライスようかん」。パンにのせて食べてねという、どストレートなメッセージが込められたパッケージに、ついフラフラ~と手が伸びてしまいました。

パッケージの裏に美味しい食べ方の解説が。パンのせて(あるいははさんで)焼く。どシンプルですがあんこではなく羊羹をのせるという発想、そういえば今までなかった。あんこ好きはやってるのかしらん?

こちらが中身。右から、つぶあん・さつまいも・ラズベリーの3枚。フィルムの包み方が完全にスライスチーズのあれですね。

まずはつぶあんから。売り場のおねいさんに「けっこう焦げやすいので、焼きすぎると真っ黒になっちゃいます。気持ち浅めにトーストしたほうがいいですよ」とアドバイスしてもらったので、おおせに従い500Wで3分弱。ちょっと浅すぎたかな…。でもひと口かじると、ようかんがトロッジュワッと攻めてきます!羊羹には寒天が入ってますので、焼くとトロッとするんですね。あんこを塗っただけではこうはならないと思います(たぶん)。そして寒天は保温性も高いようですね。予期せぬ熱さに口の中を軽く火傷してしまいましたが、それもまたよし。焼き立てアツアツは正義。あんこの美味しさはさすがです!ケシの実が香ばしくてそれもまたよし。パッケージ裏のおすすめに従い、あとからバターを塗って食べるとまた美味しい。バター×羊羹とは新しいですね。薄いのをパンに塗るだけじゃなくて、厚く切った羊羹にバターを添えてみてもいけるのではないか?と探究心が高まります。

続いて、2枚目。さつまいも。個人的にはこれが一番美味しかった。前回の反省を生かし、焼き時間は少し長めに。500Wで3分半焼いて取り出してみて、まだいけるなと踏んでさらに1分。いい色に焼けました。ようかんもちょっとフツフツと泡立ったようになっているのがおわかりいただけるでしょうか。大変ピンぼけですが…。スイートポテトのような、焼き芋のような、いや違う、やはりこれは香ばしく焼き上がった芋ようかん。とろける芋とはまた斬新!

3枚目。ラズベリー。朝イチでちょっと急いでいたため、500Wで3分半。浅め。甘酸っぱくてまろやかで、パンにのせるものとしてはこれが一番馴染みのある味わいかもしれません。でもトロトロアツアツ!なかんじは、やはり加熱した羊羹にしか出せないのかもしれない。

結論。羊羹は常温で熱いお茶といただいても、トーストの上でアツアツにトロけても美味しい!

「スライスようかん」はオンラインショップで買えます

スライスようかんは亀屋良長のオンラインショップでも買えるようです。3枚入りで702円。安くはないけど、まとめ買いしてお土産に配るのにちょうどよさそう。

http://kameya-yoshinaga.com/?pid=135726081

完全に余談。北海道には「ようかんパン」が普通に売ってるらしい。

さて、上記のような内容を北海道在住の友人に自慢げに話したら、「北海道のコンビニにはようかんパンというものが置いてある」と返ってきました。しらんかった!

検索かけてみたらほんとにあった……知らんかった……。北海道産牛乳のホイップをサンドしてるって書いてある。超気になる。ようかんあんぱんも超気になる。世の中にはまだまだわたくしの知らない美味しいものがたくさんあるようです。

亀屋良長

京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19

9:00~18:00(茶房11:00~17:00)

年中無休(元旦、2日除く)

http://kameya-yoshinaga.com

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