【京都のかき氷】ふっくらお豆がかき氷に!「黒豆茶庵 北尾 祇園店」で新メニューを実食してきた
少し前のお話しになりますが、取材でお世話になった「北尾」からおはがきをいただきました。
豆がごろっとのったかき氷!はじめて見ました!このところ真夏が来たかと思うほど暑い日が続いていたのと、ちょうどおはがきをいただいた翌日(5月の最終土曜)に祇園周辺をうろうろする用事ができたので「黒豆茶庵 北尾 祇園店」に行ってみることに。
「北尾」は黒豆や小豆、砂糖などの商いから始まった会社で、150年以上の歴史があるそうです。丹波口に本店があるほか、祇園と錦市場に茶寮もあります。祇園店があるのは、祇園四条から八坂神社へ向かうまでの四条通沿い。このあたり、人が写らないように写真を撮るのが難しいくらいの賑わいです。
土曜日のお昼どきに伺うと案外落ち着いてました。こちらは黒豆を使った御膳メニューなんかもありますので、ランチの穴場かもしれません。
黒豆茶と豆菓子がスッと置かれます。これは嬉しい。画面左の石臼は1テーブルに1つ備え付け。何のために使うかというと・・・
わらびもちやみたらし団子を注文すると、黒豆のきな粉を自分で挽いて味わえるのです!今回はこれが目的ではないので割愛。
6種類の豆がトッピングされた「お豆の彩りかき氷」
さて、しばらくするとやってまいりました。「お豆の彩りかき氷」900円。実物を見るとより豆々しい!メニューの説明によると、京・丹波ぶどう黒豆、うぐいす豆、とら豆、きんとき豆、白花豆、紫花豆の6種類の豆がのってるそうです。
気合の入ったブロガーさんならこの後でひと口分すくってみたり、豆のアップ写真を仔細にわたって並べはるところかと思うのですが、豆の重みで氷が雪崩そうだったので気弱な私は大至急食べ進めることにしました。
ああ、この氷の中の豆のふっくら感よ。甘い煮豆ってあまり歯ごたえがなくてすぐ口の中でなくなっちゃうイメージなのですが、しっかり豆の輪郭がわかります。かといって固いわけじゃなく、ふっくら栄養のいい元気なお豆さんです。氷にかかっているシロップはみぞれのようなあっさり感でしたが、豆のシロップとありました。優しいです。豆が1種類じゃなくていろんな味があるのもいい。
ところで、きんとき豆のような甘い煮豆って皆さんの中ではおかずでしょうか、おやつでしょうか。お弁当なんかに入っているとどういう順番で食べるべきかいつも悩みます。おせちの黒豆も同様です。最後にお茶請けっぽくいただくという結論で今のところ落ち着いていますが、新しい解釈があったら教えてほしい。
しばらく食べていると、中から黒豆ソフトクリームがでてきました。よっ待ってました!黒豆きな粉の香ばしさ。豆だけに、他の豆と一緒に食べてもおいしい。氷とまぜまぜしてるうちにちょっとジェラートみたいになってくるのもいい。美味しい!
氷だけだと冷たすぎて1皿食べきれない人も、こちらは豆が氷の冷たさをやわらげてくれるのでいけるかも。豆だけにボリュームがあるので、小腹が空いた時なんかにいいかもしれませんね。
なんと、私がこの氷の注文第1号だったそうで、記念にかわいい手ぬぐいをいただきました(笑)ありがとうございます!
店頭では豆菓子の販売も。かわいい箱入りの豆菓子もあったので今度おみやげにしてみよう。
黒豆茶庵 北尾 祇園店
京都市東山区祇園町北側
075-551-8811
水曜休※ 季節により異なる
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