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2018-05-14

奈良国立博物館の特別展示「国宝 春日大社のすべて」を鑑賞してきました

本日は奈良国立博物館へ。創建1250年記念特別展「国宝 春日大社のすべて」の招待券が手に入ったので行ってまいりました。

奈良国立博物館に向かうべく、奈良公園をてくてく。

奈良国立博物館は奈良公園の一角にあります。今日はあいにくの雨でしたが、修学旅行生や外国人観光客は健在。最近は土日に修学旅行があるのですねえ。鹿も意外に元気に歩き回ってます。

雨宿りっぽく見える子もいるんですが、果たして雨が避けられているのか?

なんかちょっと曲がったかんじで角が生えてる子がいました。歩きにくくないかちょっと心配です。

特別展示は新館へ。お宝ザクザクで見ごたえありました!

奈良国立博物館は、なら仏像館・青銅器館・東新館・西新館の4つのギャラリーがあります。特別展示が行われるのは新館のほうです。

入口横にどどんと気合の入ったかんじのパネル。

チケットを提示し、中へ。エントランスのこれまた気合の入った垂れ幕。展示室は2階にあります。

今年で創建1250年。すごい歴史ですね。今回はそれを記念して、春日大社が所蔵する社宝や関連作品が一堂に介するのです。いざ、中へ!

春日大社では神の使いとして大切にされている神鹿の御神体(ふだんは細見美術館にあるらしい)がいきなりどんとお出迎え。さっきまで奈良公園でボーッとしてた鹿と同じだけどなんか違う・・・!アホみたいな感想ですが。

さらに奥へとすすむと、あるわあるわ教科書に載ってるような社宝の数々が。春日大社の風景を描いた春日曼荼羅や鹿曼荼羅、春日の神様の霊験を描いた『春日権現験記絵』、奉納品の大鎧、あと関西では初めて公開されるという鹿島神宮の2メートルくらいある古代刀などなど、それはそれは見事な美術工芸品が勢揃いしてました。国宝や重要文化財がザクザク展示されています。教科書では正面からしか見られないけど、展示品次第で360度眺められるやつもあります。刀や鎧に施された精巧な細工とか、仏像の後ろ姿とか、生でみるとちょっとキュンとしてしまいます。個人的には、春日赤童子立像の後ろ姿がイチオシです。

入場したのが10:30ごろで、2時間弱かけてまわりました。会場はさほど混雑していませんが、絵巻なんかはじっくり眺める人が多いので少し順番待ちがあるかもしれません。意外に小さな子供を連れたご家族が多いのが印象的でした。小学校低学年くらいのお子様が「ママ、この文殊菩薩様がね・・・!」と語ってたりする奈良、奥深いです。ベビーカーも余裕そうでしたよ。

展示物は撮影不可ですが、公式アカウントが主な展示物をまとめてくれてます・・・!

会場でもらった目録によると展示は全9章で構成されていて、期間中に展示替えも行われます。たしかにすごいボリュームだった!4柱の神様にはそれぞれ仏様があてられていたとか、国立博物館がかつて春日大社の東西塔のあったところだとか、いつも歩いているのにいろいろと知らないことだらけだったと気付かされます。初詣で毎年お世話になってましたが、改めてすごいところだ。見応えありました。

鑑賞を終えたら、館内でちょっと休憩。(記念撮影もね)

さて、鑑賞を終えて1階に降りてきたらフォトスポットがございました。中に空間があって、真ん中の鼉太鼓があるところから顔を出せます。展覧会の公式キャラクター「鹿藤(かとう)きょうだい」もかわいいですね。今調べてはじめて名前を知りました。

特設グッズ会場もありました。図録2500円はすごい厚みと美しい写真からすると安い気がする。けど自宅の本棚の満員具合を思い浮かべて思いとどまってしまいました。ほかにもトートバッグやクリアファイル、展示物のテーマごとの簡易な図録なんかもあって、限られたスペースながらグッズのクオリティは高いと思いました。

あいにくの土砂降りですが、裏庭が綺麗なんです!

庭を臨む場所に図書コーナーも。前からあったかしら・・・?

美術や仏教、歴史関連のずっしり重い全集がズラー

やや柔らかめのガイドブックや歴史本もあります!鑑賞前に予習したり、鑑賞後に復習するのにいいですね!

地下のカフェでひと息いれつつ、次の目的地へ。

今回は隣にある「なら仏像館」にも行きます。新館と仏像館は地下で繋がっているので、雨の日も便利です。

回廊には何気なく「仏像ができるまで」だとか仏像の定印の解説があったりします。みんなわりと素通りするけど。

地下には休憩スペースとカフェ、ミュージアムショップがあります。

カフェ「葉風泰夢(はーふたいむ)」にて、オムライス1200円。玉子フワフワでドミグラスソースもまあまあおいしい。スープ付き。ちなみにこのカフェは東大寺ミュージアム内にもあるそうです。新大宮にホテルもあるよ。

なら仏像館「珠玉の仏たち」も見てきた

なら仏像館では「珠玉の仏たち」という名品展が開催中でした。

地下から直接行ったけど、なら仏像館の建物はレトロ建築好きが喜ぶやつです。ちなみにこれは裏側から。

今回久々になら仏像館に行ってみようと思ったのは、展示される仏像の1体である法華寺の文殊菩薩の記事をSNS上で見かけたから。

仏像って中に経典や舎利が納められていたりするとは聞いていましたが、180点もあるってすごいですね!X線写真のギッシリ感にときめきました。中に入っているものはもちろん見られないのですが、美しい仏像とX線写真の大きいやつが展示されていてテンションが上がりました。宝物の中に宝物が埋まってるんですよ。すごくないですか!?(興奮)

仏像館は手のひらサイズの誕生仏から見上げるばかりの立派な体躯のものまで、さまざまな仏像が常設展示されています。ものによってはガラスケースに入っておらず、近くでまじまじと眺められます。信仰の対象となっていた仏像がこうやって博物館で美術工芸品として(もちろん信仰の対象としての敬意は払われていると感じます)まじまじ眺められるのはなんだか不思議なかんじがしますが、仏像好きには本当にたまらない空間だと思いますよ。

帰りに出会ったちょっと肥え気味な雄鹿。妊婦さんみたいな身体してんな・・・。

鹿を眺めつつ奈良の歴史を感じられる博物館、おすすめです!

奈良国立博物館

創建1250年記念特別展「国宝 春日大社のすべて」/2018年4月14日~6月10日

奈良市登大路町50番地

050-5542-8600(ハローダイヤル)

https://www.narahaku.go.jp/

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