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2020-04-13

おうちで妄想旅~奈良の桜前編~

コロナ、コロナ、コロナ…。新型コロナウィルスの話を聞かない日はないくらい、毎日その話ばかり。緊急事態宣言も出されておうちから出られない人も多いかと思います。かく言う私も3月末に「外出を伴うお仕事を自粛します」と宣言したものの、宣言するまでもなくお仕事がいろいろ吹っ飛んでしまい、閑古鳥と仲良く暮らしている次第です。

とはいえ外出するわけにもいかないので、写真の整理を兼ねて妄想旅行のお供になりそうなものをアップしていくことにしました。「#おうち旅」「#妄想旅」「#おうちで奈良旅」なんていうハッシュタグも流行り始めたことですし、皆さんの楽しいおうち時間の一助になれば幸いです。本日のテーマは「奈良の桜」。今年の写真だけではなく、ここ数年に撮りためたものです。

佐保川

小さな川沿いにどこまでも続く桜並木。近鉄新大宮駅あたりから桜に見とれつつてくてく歩いていたらいつのまにか奈良公園に着いてた、なんてこともありました。けっこうな距離ですが、桜を見てたらあっという間です。ぜひ歩きやすい靴で。

2018年のある週末。地域の方たちによる出店が並んでいました。

おなじく2018年。法蓮町の手焼きせんべいのお店「畠山製菓」も出店されていました。シンプルで美味しいおせんべいやベビーカステラが時々むしょうに食べたくなります。コロナ後にまた買いにいけますように…。

大仏鉄道記念公園

奈良公園にたどり着く前に目にとまるのが、下長慶橋北側にある大仏鉄道記念公園。枝垂れ桜が小さな公園を覆い隠すように咲き誇ります。明治時代、わずか9年間だけ運行していた「大仏鉄道」と呼ばれる路線の終着駅「大仏駅」の跡地だそうです。

東大寺裏参道~二月堂~鐘楼

奈良公園はあまりにも広い。どこからどこまでを奈良公園と言っていいのか判断がつきかねるのですが、すぐそばに奈良公園事務所があったからここも公園ってことにしとこう。東大寺大仏殿の北側、東大寺講堂跡付近。桜の木の下で草を食んでいる鹿さんがかわいい。

「お水取り」で有名な東大寺二月堂に続く道。

素敵な枝垂れ桜があります。

土塀やゆるやかな石段が風情あります。以前は穴場だったんですが、ここ数年は観光客で大賑わいでした。ひたすらスケッチをしている手練とかもいます。

奈良に春を呼ぶ行事「お水取り(修二会)」が行われる二月堂。

ご覧の通り、抜群に眺めがよい。大仏殿の屋根の向こうに奈良盆地や生駒山が見えます。

お水取りの際、お松明が通る回廊。けっこう急です。

よく探せばお水取りで使ったお松明の使い終わったのが置いてあったりします。

反り返った屋根が超かっこいい鐘楼。「奈良太郎」の通称で親しまれる大鐘は大仏開眼と同じ年に鋳造されたそうですよ!すごいな!画面奥に見えてる桜も素敵です。

若草山

二月堂から若草山は意外と近いので、佐保川から歩いてもうヘトヘトだよと言わずに足を伸ばしてみてはいかがでしょう。さすがに山頂を目指すのは難儀ですが、中腹くらいならなんとかなります。

お土産物や食事ができるお店も並んでいます。入ったことないから味は知らない。

修学旅行生がゾロゾロいてにぎやかな時もあるけど、基本的にはどこを見てものどかとしか言いようがない。

見渡す限り桜というわけではないですが、春の芽吹きが感じられて好きです。

思いの外枚数が多かったので後編に続きます!

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