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2020-04-13

おうちで妄想旅~奈良の桜後編~

ここ数年の間に撮った奈良の桜の写真を発掘していたら思いの外たくさん出てきました。今年の桜はもはや散ってしまったようですが、頭の中の旅は自由です。拙い写真ではありますが、妄想旅、おうちで奈良旅のお供にどうぞ。前後編の後半です。前回の記事はこちら↓。

興福寺

説明するまでもない奈良の定番観光スポット。ただ意外と桜と伽藍が一緒に撮れる場所が少ない気がします。(私の写真の腕前のせいもあります)

五重塔の西側、興福寺の公式サイトによると南大門跡付近の「般若の芝」から撮影。

ソメイヨシノよりも少し後、八重桜がきれいに咲きます。これは金堂が落慶する前に撮影したもの。今は金堂、五重塔、桜の素敵構図が撮れるかもしれません。

八重桜のモコモコしたやつかわいいですよね。

三条通りから興福寺南円堂へ通じる階段。

いつ開いているのかよくわからない土産物ストリートから桜が生えているように見えます。

ああ、そうそう、興福寺といえば五重塔のイメージを持つ方が多いかと思いますが、こじんまりとした三重塔もあるんですよ。桜と塔の写真をどこから撮ったのかは次の項で。

親愛幼稚園(奈良基督教会)

近鉄奈良駅からすぐの東向商店街沿いにある親愛幼稚園。部外者は入りづらいですが、週末に一般開放していることがあります。

なんとこちらは昭和初期に宮大工によって建てられた教会なのです。園内の桜もさることながら、この不思議で美しい建物は機会があればぜひ見ていただきたい。

和風だけど祭壇。イスだけどなんか和風。不思議。

前方から見るとこう。立派なパイプオルガンもあります。

運動場…なのかな?この隣に興福寺の三重塔がありまして、先程の写真はここから撮りました。お寺の隣に教会。しかも和風。ザ・奈良。

奈良公園の桜いろいろ

広い広い奈良公園をぶらついた時の写真をいくつかご紹介します。

どこで撮ったかよく思い出せないけど、奈良公園内であることはたしか。

鹿のフンたっぷりの奈良公園で寝そべるツワモノもいる。弁当を広げるのはさらに危険が伴います。(鹿の臭いもするし…)ご注意ください。

だだっ広い芝生が広がる春日野園地。

興福寺五重塔の北側、湯屋付近。湯屋っていう建物なのは今回調べてみて初めて知りました。

桜の頃の鹿さん

奈良公園ですから当然、鹿だらけです。

よく見たらいろいろ個性があるっぽいけど、私には見分けがつかない。

花が散るころに桜の木の下を歩いていると、花びらをムッシャムッシャ食べてる鹿さんに会えます。

頬張ってるねぇ~

浮御堂

春日大社の南側、鷺池に浮かぶ八角形のお堂です。池のまわりの桜とお堂の組み合わせが美しい。夏はなら燈花会、秋は紅葉もきれいなデートスポット(たしかこの時カップルだらけでこの角度しか撮らずに退散した)。

番外編:水谷茶屋(みずやちゃや)

桜じゃないですが、個人的には桜の頃に通りがかりがちな水谷茶屋。場所は若草山の麓、春日大社の摂社である水谷神社からすぐです。紅葉の頃はまた格別の景色になります。日本昔話みたいな茅葺き屋根の建物は大正時代のものだそうです。おうどんやわらび餅などがいただけるそうですが、いつもめっちゃ並んでるか胃袋に空きがない時に通り掛かるので、いまだに中には入れていません。コロナが終わるまでこの姿でいてくれますように。

いつかまた誰でも自由におでかけできる日がきたら、春の奈良をどこまでも歩いていけたらいいなと思っております。

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