京都・松尾大社の節分行事に行ってきました!【後編・怖くて気さくな鬼さんと豆撒きの話】
京都・松尾大社の節分行事のお話しの続きです。前半はこちらからどうぞ。
日差しが暖かかったとはいえ、2月の寒空の下で2時間立ちっぱなしは冷えますね。境内にある天ぷら屋さんや駅前の喫茶店は混んでいたので、橋を渡ってランチに行きました。「みずき(https://www.hotpepper.jp/strJ001014505/)」はだし巻き玉子が美味しかったです。
今回、食べたものの写真は撮っておりません・・・。
節分祭は子連れも多くて大盛況だった!
午前中に行われた石見神楽の奉納にもたくさんの人が訪れていましたが、やはり祭典はそれを上回る人手。特に、小さい子供連れのファミリーがすごく増えていました。
拝殿前、ギッチリ詰まってます。13時半ごろから本殿で祭事が行われ、続いて拝殿に鬼が現れます。鬼を演ずるのは午前中も大活躍だった石見神楽の保存会の皆さんのようです。
鬼さん、怖い顔して手を振ってくれたりします。なんてフレンドリー!「鬼さん、ここだよーー」って一生懸命声をかけているお子さんもいらっしゃいました。かわいい!
子供や大人の騒ぐ声が聞こえたと思ったら、鬼さんが境内を練り歩いています。どうやら鬼さんに抱っこしてもらったり、手に持ってる棒みたいなのでお祓いしてもらうといいらしく、鬼さんのまわりは黒山の人だかりです。あちこちで号泣しているお子さんの声が響き渡ります。
そら、この顔で近づかれたら泣くわ。
でも戦隊モノが好きそうな元気なお子さんは喜んでた。ハイタッチしたり、子供を抱っこして一緒に写真撮ってくれたり。あぶんこは、この写真とは別の鬼さんにハグしてもらっちゃいました。ハグした瞬間、鬼さんから「うふふっ」って声が漏れてた。かわいいな!友人は「こんにちは!こんにちは!」って後ろから肩を叩かれたそうです。大変気さくな鬼さんですね。一緒にお酒とか飲んでくれそう。
ひとしきり練り歩いたあと、鬼さんたちは拝殿に集合し、舞います。
いくら気さくでも鬼は鬼、祓われなければならぬ運命です。福男・福女の入場と共に退場。このあと、境内のあちこちで写真撮影会みたいになってました。
さあ、いよいよ豆撒きです。えらいこっちゃ。身動きも大変な人混み。
の前に、「鳴弦引目神事(めいげんひけめしんじ)」「四方奉射神事」が執り行われます。宮司さんが弓を3回ひき、和歌を唱えて疫鬼退散を念じます。人混みに向かって容赦なく放たれる矢。
そしていよいよ福豆まき!なぜかミカンも一緒に撒かれます。皆さん、紙袋やエコバッグなどを準備して手慣れている。生半可な覚悟で行くと転倒したり踏まれたりしますよ(実話)。ご注意くださいね。ポジショニングが災いしてか、あぶんこは豆ゲットならずでした。
豆まきがダメなら、福豆の授与があるさ。
豆まきで豆もミカンもゲットできなかったあぶんこですが、いいんです。福豆、¥300で授与していただきました。
授与所などで朝からいただけます。
中には豆と福引券が。ちなみにこの豆、丹波口に本店がある北尾商事(http://www.kitaoshoji.co.jp/)のものだったのですが、すごくいい味付け。香ばしくて美味しかったです。家族分ほしかった!※ここでは1人1袋限定です
拝殿のそばに福引きの会場があります。景品がズラッと並んでますね。13時から引き換え可能なので、祭典が始まる前に引き換えておくといいかもしれません。祭典の後は行列になっていました。
福引券を渡すと、くじを1回引かせてもらえます。160番という数字を引いたわたくし、パナソニックの電動歯ブラシをゲットいたしました!自分では買わないけどあると嬉しい、大変ステキな福引でした。友人はパスタ1袋でした。ダイソンの掃除機やバルミューダのトースター、テレビ、コーヒーメーカー、ファンヒーターなどなど、なかなか豪華な景品揃いでしたよ。
御神水が湧く亀の井や、鬱蒼とした山から流れる霊亀の滝、昭和の作庭家・重森三玲による名庭など、見どころがたくさんある松尾大社ですが、今回は2回めの豆まきが始まる前に退散。阪急・地下鉄・近鉄を乗り継ぎ、奈良・興福寺へと向かうのでした。続きます!
松尾大社
住所/京都市西京区嵐山宮町3
コメントを残す