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2018-01-11

京都ゑびす神社の「十日ゑびす(初えびす)」で今年も商売繁盛を切に願ってきた

フリーライターになるまでは自分で商売をするということには無頓着でしたので、「十日戎(とおかえびす)」なるものには疎い私でした。曲がりなりにも1人でお仕事をすることになったここ5年間は、どこかしらのえべっさんにお参りしています。関西圏以外にお住まいの皆様はご存知ないでしょうか?十日戎とは、毎年1月10日前後に行われる、商売繁盛を願う祭礼です。

京都は祇園にある京都ゑびす神社は、大阪の今宮戎神社や兵庫の西宮神社と並んで「日本三大えびす」と呼ばれています。京都ゑびす神社では、毎年1月8日から12日にかけて「十日ゑびす」が行われます。残り福祭の本日11日、あぶんこも商売繁盛を切に願ってまいりました。

朝10時ごろに伺ったところ、賑わいはほどほど。

神社がある大和大路通が通行止めとなり、露店が立ち並びます。唐揚げ、土手煮、漬物、干し柿などなど・・・。通り沿いの店が店頭で特設販売されていたりも。

昨年、お昼頃に訪れた時は大変込み合っていましたが、午前中は比較的スムーズにお参りできますね。

境内はこのようなかんじです。まずは本殿にて参拝。「ライターやってますあぶんこと申します。儲かりたいです。よろしくおねがいします!」と率直にお願い申し上げてまいりました。

福笹の授与所では、神楽にあわせて巫女さんが舞い、笹の祈祷が行われています。ああ、もうちょっといい写真撮りたかった・・・。福笹には小判やお札などが最初から付いていますが、さらに好きな縁起物(吉兆と呼ぶそうです)を付けていただきます。

3000円をお納めして笹を授かり、奥に進みます。さまざまな縁起物が並んでいます。

現物を見てもどれがどれやらわからなかったりしますが、壁に授与料の一覧が貼られています。1つにつき、800円、1000円、1500円のものがあります。縁起物がたっぷり入った箕やくま手、かごなども。もうちょっと繁盛したらチャレンジしたいかな・・・。

本殿の横の壁の一角に人だかりができています。えべっさんは耳が遠いので、お肩を叩いて念押しするのだそうです。「優しくトントンと叩いてください」と書かれていたので、紳士淑女的に優しく叩いてまいりました。はんなりしてますね、こういうところ。

あぶんこが今年いただいた福笹はこのようなかんじです。千両箱、戎顔、福鯛を付けていただきました!窮屈そうな写真で恐縮です。仕事部屋の本棚の上に飾っています。

あぶんこ自身はタイミングがなかなか合わずじまいなのですが、10日は東映の女優さん、11日は舞妓さんが福笹を授与してくださる時間帯もあります。お昼間に伺うと、露店のまわりを舞妓さんが楽しそうにそぞろ歩く姿が見られるのも京都らしい光景ですね。清々しい気分になったところで、今年も商売に勤しみたいと思います。

 

【京都ゑびす神社】

住所:京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125

公式サイト:http://www.kyoto-ebisu.jp

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